【作家紹介】谷島 菜甲

谷島 菜甲 Saiko TANISHIMA 

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画像作品:谷島菜甲 「emptiness 09 - ブラウス -」 ポリエステル画布、木炭、墨、膠、水干絵具 2018
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神奈川県出身
1990年 名古屋造形芸術短期大学造形芸術科日本画コース卒業
1991年 名古屋造形芸術短期大学専攻科日本画専攻修了
2016-18年 美学校「超・日本画ゼミ」4・5・6期修了
 現在、埼玉県在住

<主な個展>
2005年 GALLERY IDF(名古屋)
2006年 ギャラリーQ(東京 銀座)
2007年 GALLERY IDF(名古屋)
2008-09年 ギャラリー山口(東京 京橋)
2013年 SAN-AI GALLERY(東京 日本橋
2014年 アートサロン彩(名古屋)
2017年 GALLERY IDF(名古屋)
 その他グループ展など多数
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 「モーレツシロウト」という言葉を掲げての今回の展示。シロウトであることを宣言しているともとれるこの言葉にあやかり、思い切った事ができる、いやしなければ意味がない?!と思ったものの、そう簡単には爆発できるわけもなく。
 シロウトとは、経験が浅く、未熟な人。技能や知識をもっていない人のことである。これは、これまで少なからず得てきた経験や技能、知識を一度とっぱらう必要があるのではないか。真っ新な状態から作品を生み出す。そのためには、自分の中に蓄積されたものを削ぎ落し、捨て、これまでの自分に(作品に)とらわれることなく、制作に取り組まなければならないと感じた。

 作品「emptiness(空虚)」は、表現手法、画材もできる限りシンプルに、感情さえも作品の中に入れる事を避けた。空っぽ(無)の絵。画面に霧吹きで水を吹きかけると、思いもよらない滲みが生じ、止めることができない。そこに自分の意志は無い。
描いた線からも感情を、自分を消したいと思った。

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